幼児でも方程式が解ける!



60万部売れたというかつてのベストセラー。
今なお売れ続けているロングセラー。

・・・というのは(数年前までの)事実のようですが、
amazonにも置いてないじゃん。
画像すら置いていないじゃん。


というわけで、くもん出版から手に入れた画像です。


第1章「幼児でも方程式が解けるひみつ」
第2章「計算だけで数学力がつくひみつ」
第3章「東大へ現役で合格できるひみつ」
第4章「高校でだんぜん強くなるひみつ」
第5章「ここまで進んだ優秀児のひみつ」
第6章「公文式が世界に広がるひみつ」
第7章「公文式への疑問に答える」



いや、ぼく、東大の学生証持って公文教育研究会の事務局に行きましたけど、
感激されて握手まで求められました。

公文→東大 は、 公立→東大 と考えて良さそうです。

何しろ、国数英仏独の5教科全終了した知人が3人いますが、
誰一人として東大には入学しませんでしたから。


80年代の公文式ブームは、
「公文公が解答丸写しを許可したために生まれた幻想」です。
だから、第1章のひみつに答えるとすれば、
「故公文公会長が、生徒に丸写しを許可したから」が模範解答です。


ところが、そうとは知らないママさんたちが公文式ブームに乗じ、
「とにかく最終教材をクリアすればうちの子は天才!」と熱狂し、
嫌がる子を机に縛りつけ公文のプリントをやらせた。

その結果、80年代幼児教育ブームが残した負の遺産
=ニートや幼児虐待といった社会現象、を生み出すことになった。


ところが行政は、ニートや幼児虐待を自然発生した現象のように発表し、
民衆の不安を煽るばかり。

世論を動かして行政に重い腰を上げさすべく、
それが学問の自由の意義と解釈し、東京大学サーバ上で告発する。