亜友は、「岡澤はストーカーだ!」と学校で大騒ぎしましたが、
これは、その平成12年秋にストーカー規制法が制定されるのを前に、
マスコミが「ストーカー」と騒ぎを煽っていたことの直接の影響です。
昨今の時世から言うと、「岡澤はロリコンだ!」と近所で大騒ぎした方が、
精神的にも社会的にも大きなダメージを与えることができると思います。
そう考えると、
ストーカーやロリコンを厳しく取り締まる法律、害悪の方が大きいですね。
実用上の問題として、
「その男性の性癖を最も良く知っているのはその男性の彼女」でしょうから、
最悪の場合、彼女に告発されたら彼氏は刑務所送りという事態も生じます。
そうなると、幼い女の子を持つ家庭の平和のために、
別の家庭の平和が害されたという結果になりますよね。
なんていうか、法の下の平等の趣旨に触れている気がします。
ま、ぼくの守備範囲外の問題ですが。
で、疑問なのですが、大雑把に言うと、
「本来なら女の子のスカートめくったり、着替えを覗いたりしている小学生の時期に、
公文式の勉強ばっかりしていたから欲求不満なんでしょ?」
話はこうも短絡的にはいきませんけど、
大騒ぎする亜友の行動を観察するための心理学としてフロイトを読んでいたぼくは、
「小児期の性欲の話、あったなあ」
と、妙に納得してしまうわけなんです。
ということは、
「最近の社会不安、原因は幼児教育じゃない?」
という至極まっとうな疑問が浮かびます。
要するに、小児期に幼児教育によって抑圧された欲求が青年を犯罪に突き動かす、
こと、幼い女の子が狙われたり、交際のトラブルが犯罪に繋がる。
もちろん、100%そうだとは言いませんが。
文科省は公文教育研究会への行政指導をしているわけですから、
政府は、閣僚は、最近の社会不安の原因を知ってて知らんぷりしてるだけじゃないですか?
原因を明かさずに不安を煽った方が、世論操作がしやすいから。
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