ブラックオクトウバー


 「公文国際学園への、芸術的完成度の高い嫌がらせ」に見えたが、

実はプロデューサーは亜友なんじゃないかという説が登場し、言葉を失っている最中。


(*・・・・・・川井君の設定が反転した原因が解明されたので、元ネタ・コンプリート)





 この作品は、対岡澤限定の「トロイの木馬」である。

 <<監督>>

辻浦 丈 TAMAKI (【環】とは別人)


 <<キャスト>>

佐島先生  横須賀先生
海江田昇  岡澤代祐 (国際数学オリンピック日本代表候補)
川井卓也  佐藤玲奈 (岡澤の元カノ)
奈良こずえ 亜友

児島竜太 『野坂竹志』
武田耕作 『羽生』 (数学部)
七田瑞稀 バドミントン部のTさん

宇喜多さん 〔省略〕
佐藤さん  〔省略〕
米田くん  再掲 岡澤代祐

鮫島先生 服部先生 (校歌の作曲者とも親しい、名のある作曲家)
近澤先生 遠山先生



 <<ハンドル・ネーム>>

「果実酒 ver.2」・・・ハジメちゃん
「Nimitz」・・・・・・・・・・周ちゃん
「超紳士M」・・・・・・・陽子さん
「アダム」・・・・・・・・・・ぼく
「あじさい」・・・・・・・・一人余った


 <<公文国際学園>>

都内まで自転車で4時間。

最寄り駅まで徒歩30分、最寄りのコンビニまで徒歩10分

偏差値と進学状況、全寮制の男女共学は創立者の希望的観測

「高等部と女子寮を結ぶ渡り廊下」に良く似た絵が、ゲーム中に登場する。



 <<川井君の自殺>>

実際に自殺したのは、奈良さんの元カレではなく海江田君の元カノ

「奈良さんの元カレの自殺」は、記憶喪失後の海江田君の発言が元ネタ

記憶喪失前の海江田君は、辻浦君にだけは、「昔の同級生の自殺」を打ち明けていた。


6人の中で最初から川井君を知っていたのは、海江田君と武田君だけ。

奈良さんのパニックは、自分の元カレの自殺ではなく、海江田君の元カノの自殺を知った衝撃

川井君を自殺に追い込んだのは、佐島先生ではなく、何故か武田君のお母さん

そのため証言を繋ぎ合わせると、バナッハ−タルスキの逆説を実装した。(※ 話が大きくなること)



 <<事件当日>>

10月31日 小川三四郎探偵事務所設立記念日(*)


(*)・・・・・・岡澤に、設立動機を与えてくれた双子姉妹=○織&●織ちゃんの二十歳の誕生日


 <<チャット>>

2006年の表現祭で、永地常務に岡澤の奇行を相談された。

当時の岡澤は、小川三四郎探偵事務所名義で公文国際スレを荒らしていた。


 <<題名の由来>>

裏設定 辻浦と海江田と武田が、3人とも10月生まれ



 <<小ネタ>>

武田君の「甲州武田氏」ネタは、岡澤が甲州武田氏の血を引いているから?



 <<高校1年>>

「キュウリも焼け」は、確か高校1年の秋の『ティッシュ』の答案。

高校1年の音楽選択者は、実際に鮫島先生の問題を体験した

川井君の自殺は、高校1年の夏休み前に岡澤の心を直撃した話。


司法試験の夢を捨てていないのは、横須賀先生ではなく村上先生

ラーメン屋に転職した数学教師の話も、ここに載せて欲しかった。

「○京大学」・・・・・・。いたなあ、P大で教えていたという国語の先生



 <<佐島先生>>

川井君の「殺されるかも知れない。俺に近づくな」は、岡澤が書いた。

「ぼくが学校に来なかったら、警察に相談しろ」も、岡澤が書いたような。

顔と女性器が映った写真も確か実在、亜友は売春による補導歴あり。

登場する男子4人は、高校3年の5月24日に生徒相談室に集まった4人

奈良さんへの脅迫は、川井君殺人事件の容疑者として彼女を退学にするため

現実の佐島先生と奈良さんには、性関係は実在しない。


ミートヘッドの元ネタって、まさか、DAの科白「筋肉でモノ考えてる感じ」の羽生?



 <<宇喜多さん>>

宇喜多さんのあの性格と言葉遣いには、既視感があった。

物語の性質上、岡澤が近くにいない場所で発生した出来事。

結末は、米田君が宇喜多さんの告白を、受ける前に拒絶して終わる。



 <<放火事件>>

岡澤の web 告発を止めようという話の最中に、岡澤が web 告発を断行。

武田君は本当に第2通報者かもしれない。岡澤本人は第1通報者扱いだったから

みなが右往左往していると、国会が炎上する





 <<"Homeless,the vagabond">>

TAMAKIは、ゲーム会社に就職した、実はコントラバス奏者

ノートをもとに記憶喪失を復元する様は、岡澤と同じ。 (Death Note ではない)

公園で転倒して気絶するのも、岡澤も経験した。

岡澤は井手部の起源である井手と井○と、青春十八切符で2回程旅行した。




 <<夏仕舞冬支度>>

10月が好きな人だと感心していたら、突然の10月31日に大満足。

権兵衛、権兵衛。10月生まれの岡澤は、山本権兵衛と誕生日が同じですが何か。

ええ私はその井手と、上野の国立美術館に、長谷川等伯を観に行きましたとも。


バドミントン部・・・・・・ 百人一首・・・・・・ 油絵・・・・・・

この会社、本当にドラッグストアだよね? (※ 参考文献

エプロン姿の「さやか」さん。その危なっかしいネタ、どこで入手した?

一般向けにゲームを配布する振りして、2作続けて悪意を感じるのはなぜ?



 <<ヲサカナソフト>>

「夏仕舞冬支度」の頁を参照のこと。












 Aura911さんの回答によると、
題名は「レッド・オクトーバーを追え」、話は「11人いる!」からという。

 しかし、この回答は妙である。
物語の強烈な筋である「川井君の自殺を追え」の、元ネタはどちらにもない。



 例えば、第三者提供の元ネタとして、
「11人いる!」と「ミントな僕ら」と、「サマー・ウォーズ」と「ノルウェイの森」

 確かに、物語の筋の正直な感想は、
直子から相談を受けて、キザキの自殺の真相を知り逆上する渡辺徹君である。

 そして、この4作品を併せれば、
佐島先生の犯行だけは別として、「ブラック・オクトウバー」に匹敵する話になる。

 もっとも、これはこれで怪しい。
名誉毀損対策としてあまりに完璧すぎて、逆に関係者が疑われるかもしれないが。





 以下、岡澤の脳内設定を採用する。
脳内設定とは書いたが、既にほぼ確定事項なので、脳内設定とは呼ばない



 物語は、2006年秋の表現祭だろう。
岡澤=海江田がウェブ告発宣言をしたと、公文の常務が岡澤の仲間に相談

 亜友に、「岡澤を止めてやれ」とTAMAKI。
ところが亜友は、「何かあったら私が責任取る。私は止めない」と聞かない。

 亜友の立場を理解する TAMAKI だが、
TAMAKI の彼女(未確認)のTさんは、岡澤の破滅だと亜友のワガママを責める。

 2006年当時の亜友の周囲の状況は、
亜友・母に容疑がかかったせいで、岡澤の元カノの自殺を知ったパニックの状態。



 そんな中、岡澤はウェブ告発に踏み切る。
想像以上の告発内容に右往左往するも、羽生が通報すると「既に第2報だ」

 と思いきや、そのまま国会が「炎上」し、
偶然の一致なのか、岡澤の作為なのか、岡澤と亜友の友人一同は、なす術もない。

 岡澤の逮捕に、冷や冷やする友人一同。
ところが、岡澤は逮捕されるでも表彰されるでもなく、ウェブ告発の更新を続けている。



 そんなところに亜友・父から相談がある。
「2007年のウェブ告発直前期に、皆が勘違いしていた物語のゲーム化」である

 そして、岡澤にその勘違いを見せて、
「何が勘違いの原因なのか」推理した岡澤が、真実を見破ったら岡澤の勝ちという。

 亜友・父は、事情をどこまで説明したか。
「殺人事件の実行犯を、岡澤に推理させるためのゲーム」という真相を、喋ったのか。



 要は、岡澤からの問い合わせメールに、
Aura911 さんと、TAMAKI と野坂竹志が、手分けして返事を書いていた様子

 会社員のわりに、毎日欠かさず返信がある。
この時点で岡澤は、Aura911 さんが悪意者に命令された可能性を疑っていた。

 そのわりには、Aura911 さんに悪意は感じない。
だが、Aura911 さん達は岡澤より先に、「川井君が殺害された可能性」を知っていた。

 「ピコ社長の差し金だな?」と岡澤の種明かし。
どうやら、心当たりがあったらしい Aura911 さんは最後に、歯切れの悪いメールを・・・。



 最後のメールの文面は、明らかに野坂竹志。
結婚披露宴の余興のつもりの悪ノリだったが、「やり過ぎだ」と悟ったようである

 最近になって気付いた話だと、
彼らは岡澤の、小学校時代の親友が自殺したという話は承知で、シナリオは書いたが、

 「岡澤の最愛の恋人」とは知らず、
2010年になって、岡澤本人や同級生たちからの苦情で、その事実を知らされたあたりか。









 誰でも、気づくように、
皆で究明を誓ったにも関わらず、川井君自殺の真相が明かされずに終わる

 岡澤は、特に疑問に思う。
実際の物語とシナリオを比べると、川井君に関する記述だけ元ネタ特定が難しい。



 話は、川井君の自殺から始まる。
モデルは玲奈ちゃんの自殺だろうと思うが、明らかに性別が異なっている

 原因としては、単純な話で、
真実を知る岡澤と亜友は双方とも、「友達」と表現して自殺者の性別を言わない。

 亜友は、婚約者のプライドで、
岡澤は、同姓の友人に「自慢?」と思われるのを避け、「元カノ」とは説明しない。



 彼らの頭に、浮かぶ疑問。
「どうして岡澤の昔の友達を、亜友が詳しく知っているわけ?」というもの

 まさか、亜友は真実を言わない。
岡澤の元カノが自殺して、自分の母親に容疑がかかり事情聴取、とは言えない。

 皆で喋っている内に、羽生が言う。
「岡澤と亜友は、小学3年の頃まで同級生だったらしいから、不思議ないよ」



 その話の元ネタが、良く分からない。
四谷大塚の同級生だった話はあるが、通った教室も違うし、面識はなかった

 確かに、不自然に仲は良かったし、
亜友の設定が岡澤の小学校時代の友達に酷似していたが、それは言っていない。

 ふと、Sion.S. の手紙の頁を読み返して思い出す。
「自殺した川井君=亜友の元カレ」説の発案者は、考えてみると岡澤本人だ



 さらに、誤解が生じた理由。
「川井君の自殺」に動揺を隠せないのは、2006年、岡澤よりも亜友である

 岡澤の方は、記憶にすらない。
記憶喪失するほどの辛さを味わっているのに、当然ながら他人に理解されない。

 恋愛がらみの雰囲気は分かる。
全ての情報をもとに物語を復元すると、自殺者は、「亜友の元カレ」になるのである。





 でも、この誤解は不自然だった。
だって羽生は、岡澤の元カノも知っているし、彼女の自殺にも気付いている

 ということは、羽生は嘘を言った?
例えば羽生がその自殺に関与していて嘘をついたか、記憶が書き換わったか。

 それで、その可能性を疑ってみると、
確かに羽生のお母さんには動機があり、実行可能で、羽生も心配していた。



 これが亜友・父のメッセージだ。
亜友・父は、ぼくに「佐藤玲奈殺害の犯人は、羽生の母親」と発信したのだ

 送り手には、確信はなさそう。
「たぶん犯人は羽生・母だろうが、動機も証拠も思いつかない」というあたりか。

 この状況では逮捕は見込めず、
危険を承知で、「岡澤に犯人を推理させて、事件解決を目指す」計画だったと。



 まあ、遠回しすぎる嫌いはあるが。







 経営学に、有名な例え話がある。
「300万円を投じ海底から小石を拾い上げても、その小石は300万円で売れない」

 海底から、レッド・オクトーバーを引き上げる。
10億円を投じ海底から原子力潜水艦を引き上げて、その艦長は10億円に見合う男か。

 実際の話は、そうではない。
引き上げるのは小石でも原潜でもなく、目の前に負傷して倒れている娘の彼氏である。



 親切な、ピコ株式会社の晃一社長は、
自分の手は汚さずに、サルベージ専門の会社を買収して、彼氏の処理に当たらせた


岡澤 「ひとが2年間、探しあぐねて困っていた情報を!」

晃一 「うちの娘も数年間、お前なんぞのために悩み続けてきたんだ!」



 もしもこの話が本当なら、当然の疑問が。
岡澤が「ブラック・オクトウバー」をダウンロードしたのは、偶然じゃないかと。

 それが、たぶん偶然じゃないんですよ。
「米国の探偵がネット閲覧履歴傍受で、岡澤の"Homeless,the vagabond" を知った」


 岡澤自身、傍受自体には気付いていたし、
わざわざゲーム中で、ゲートウェイによる閲覧情報の監視を詳しく解説したのも・・・

 前作を気に入った者は、次回作も気にする。
だからピコ社長は、あえて『ヲサカナソフト』を買収して、このシナリオを書かせた。



 以上、「正しいお金の使い方」講座でした。









 あとの話は、どこの高校にもありそうな話だが、
世界史の近澤先生の描写は、物語全体から浮いているように感じられなかったか?


 その他の物語は、どれも希少価値の高い設定で、
「こんなことをする教師は他に知らん!」設定なのに、近澤先生だけ普通の設定。

 確かに、読んでいて愉快な描写なのだが、
近澤先生本人が愉快なのでなく、「錯視」とか「長谷川等伯」といった比喩が面白いのだ。

 世界史という教科と、「近←→遠」という対比で、
「元ネタは遠山先生ですよ」というメッセージ性「だけ」はあるが、何のために登場したか。



 と思ったら、訴訟の場で真相が判明し、
神奈川県に岡澤の悪口を提出した犯人は遠山先生で、これは岡澤は知らなかったこと

 でも、遠山先生と親しい亜友は知っていたはず。

・・・
・・・
・・・


 亜友・父の、壮大な目的が分かった。
岡澤の web 告発を読んで、足りない部分をゲーム化して、間接的に岡澤に提供した

 「良いお父さんじゃないか」という話だが、
お陰様で 2010 年は、警察に追われたり借金取りに追われたり、壮絶な1年間になりました。

 確かに結婚式の余興の、「彼氏君危機一髪!」だが、
式場での再現映像の放映は、岡澤の脱法行為尽くしで警察に止められそうな気がするが



「アンタたち、在校生の将来を何だと思っているんだ!」
「あの学校を卒業した生徒の人生は滅茶苦茶になる。その象徴が私たちですが、何か?」





 なお、佐島先生と亜友の性関係はない。
実在する別の教師と生徒(当時)の関係と混乱した様子なので、在校生を心配させたか?

 で、確かに「この噂」は4期生当時から存在して、
今もって在職中のこの先生の不倫スキャンダルは、2008年に報告を受けた記憶がある。

 「へぇ、亜友・父も知っていたんだ」といきたいが、
やっぱり亜友・父は、岡澤が送受信するメールを傍受していたんだという結論。


 なぜ、わざわざ実在の不倫疑惑までゲーム化したか?
亜友・父は、最初から在校生全体を巻き込む心づもりだったのじゃないだろうか

 岡澤を追いつめて、見切り発車させるために。
「このままでは、自分が『ブラック オクトウバー』作成犯にされてしまう」と・・・・・・








 実際の話に良く似すぎている。
しかし逆に、ここまで正確な話はTAMAKI一人で復元は不可能なのである

 そう思って調べてみたら、2009年の秋、
岡澤と亜友を除くメイン・キャストに5名ほど追加した彼らの集会情報を入手。



 この中に、先に書いた『ティッシュ』もいて、
実は『ティッシュ』は、中学3年時の亜友売春の唯一の情報源である

 すると、容易に憶測が働くのだが、
亜友の顔と女性器が映った写真を、『ティッシュ』は実際に見たと記憶する。

 ぼくの記憶が正しければ、
1998年当時、捕まった犯人が腹いせに、ネット掲示板に挙げたのだったと思う。



 こうすると、話が上手く繋がる。
どこぞの社長は、自分の娘が受けた嫌がらせを、娘の彼氏にしてやった

 だから、2ちゃんに詳しかった。
亜友の写真が流出したときに、削除依頼を出したのは亜友・父に決まっている。

 これは、2008.2.10. の朝に立った、
「実在の高校を舞台にした最低小説が書かれてた件【東大】」の方の話である。





 ぼくの憶測が正しければ、
彼らはぼくの website を、「ブラック・オクトウバー」と呼んだのだろう。

 大西洋の海底で音信を絶ち、
名誉毀損の損害賠償○十億円という、原発級の更新を続けているから。

 それを、10月31日に引っかけ、
実際に起きたストーリーを、「ブラック・オクトウバー」として公開した













 映画「ブラック・オクトウバーを追え」
−ブラック・オクトウバー。お前は何故、大西洋の海底で動かない?−

○水「故障しているなら、引き上げてやろう」
野坂「自力で上がれないような奴じゃ、ないはずなんだけど」
羽生「何かの作戦かも知れないが、俺には奴の行動は読めない」

晶華「ブラック・オクトウバーの艦長は、そんな馬鹿には思えないな」
△井「軍事行動をとるような男でもないよ」
▲田「ブラック・ユーモアだけは、忘れない様子だけど」

○水「俺たちで、騒ぎを起こしてやるか」


幽霊「岡澤君は、頑固な父娘と我慢比べしているだけなのよ」
全員「な、何だってー」
○水「貴女は?」
幽霊「娘の将来を心配して、成仏できない母親です」


作成実行部隊 TAMAKI(ゲーム会社勤務)
法律問題担当 羽生(弁護士)
常識的調整役 野坂竹志(大学院生)

協賛  晶華(医師) △井(看護師) ▲田(声優) ◆瀬 ティッシュ

"Homeless,the vagabond" で世界の脚光を浴びたコントラバス奏者が再び。


 さすが野猿というか、卒業生の進路が偏りすぎてないか?