小川三四郎の手記  2011.4.11.

−公文国際学園ストーカー騒動− 



すべて偉大なものは、美しい狂気から生まれる。  −Platon





 この場を借りて明言しておきますが、
この website は、元学会員による「内部告発」ではありません

 岡澤は、完全な門外漢です。
学会の内部事情を憶測で推理し、勝手に断言しているだけです


 仮に内村・母が学会員だったとしても、
玲奈ちゃんを殺されたことで岡澤の目が覚め、脱会したわけではありません

 相手を実名で曝して攻撃する手法ですが、
単に岡澤が個人的に過激なだけで、日蓮の他宗批判と結びつくのは想定外です



 そういうことに詳しいのは、センター試験・倫理の記憶力です



 コラム 「検証! 岡澤代祐=学会脱退者説」







 ・世界平和のために


「どうして、こんな恥知らずな website を作ったのですか?」

「『世界の警察』を自称する国の面目を潰すことが、平和への近道と考えたからです」













 ・警察庁への挑戦状


 警察と対比して、分かったことがあるのだが、
小川三四郎探偵事務所の武器は、「超高性能の嘘発見器」のみである

 「証拠もないのに、人権侵害だ!」と言うが、
高校時代以降、無事故無違反で今に至るわけで、抗議として説得力に欠ける。

 逆に、警察の捜査方法は、金の無駄遣いだ。
冤罪で有罪判決を受けた人より、生活苦に悩む人の方が圧倒的に多いのだ。

 仮に、100%確実な嘘発見器が発明されれば、
指紋やDNA鑑定は、形式的に法廷に提出するだけの証拠品になるだろう。



 催眠感受性の高さが、遺伝することを思うと、
当社の嘘発見器の性能は、「そういう家柄だ」としか、コメントできない

 そして、警察の取り調べよりも性能が高い。
警察官の嘘が全て見破られるので、「うっかり自白」は、起こりえないのだ。

 さらに「文学の本質は虚構にある」立場では、
警察での「うっかり発言」に言い訳できない人は、一種の知的障害といえる。

 先の話だと、この知的障害は遺伝性であり、
確かに岡澤の家族は、時効成立まで逃げ切った犯罪者で構成されている。



 もちろん、警察の必要性を説く人もいる。
でも、今の公文国際学園を見ていると、警察はどこまで必要なのか?

 だって、生徒を殺した犯人は放置の様子で、
生徒殺害の動機のある岡澤も、「実行はするまい」との理由で放置である。

 「6人死んだら警察介入しろよ!」なのだが、
生徒の命は、学園を包囲したマフィアの善意によって守られている感じだ。

 被害者だけが捜査に苦情を言うのは不公平。
加害者の側から、警察の捜査の欠点をズバリ指摘してみたわけである。
















 ・β−エンドルフィン


 公文式学習は、たぶん性欲に影響する。
公文式で100点満点をとった喜びは、たぶん、「β−エンドルフィン」だ

 ゲーム脳の原因とされる、脳内麻薬物質。
要するに、アルコール依存同様の、100点満点依存症の発症だと思われる。

 射精の瞬間にも、β−エンドルフィンが出る。
日常学習でそんなものを放出していたら、ノーマルな性行為に満足できない。



 フロイトの、幼児性欲の正体だろう。
第二次性徴を経なくても、射精の快感は脳内で味わえる理屈である

 そもそも、男は肉体的快感ではない。
女の場合とは違い、「男は脳でセックスをする」とまで言われるのである。

 これで、催眠術の話題とも繋がった。
腹上死が主に心筋梗塞であることを考えると、完全に自律神経系の問題だ。



 動物行動学的には、これで正解だろう。
公文式学習法は、「変態性欲」という遺伝的才能を引き出したのである

 公文学園数学部論争に決着がついた。
数学の公式を発見した瞬間の快感は、射精の快感と本質的に変わらない。

 数学に「才能」があると言われる理由は、
遺伝的に「ノーマル」な人は、公式発見の瞬間に、「腹上死」を遂げるのだ。



 モルヒネ様の、脳内麻薬物質。
これを分泌する才能に遺伝的格差があるから、麻薬で一儲けできる

 ぼくが、ストレス耐性と呼ぶ話。
最終的に麻薬に結びつくとは思っていたが、結局こんな論理構成になった。

 つまり、脳内で麻薬を作れない人は、
ストレスで死ぬといけないから、知能労働は諦めた方が良いよという結論。



 ちなみに、このストレス耐性だが、
黄体刺激ホルモン=プロラクチンの分泌と大いに関係しているらしい

 これは、女性特有のホルモンでない。
男が射精直後に、急激に性欲が減衰するのはプロラクチンの作用だという。

 プロラクチンは、保育行動を促進。
何だ、現代社会の病理は脳下垂体ホルモンで全部説明できるじゃないか。



 





 ・単純な緊急提言


命題:「自然科学の法則に逆らおうとすると、赤字国債が増える


 多数決は、「てこの原理」の亜流。
だから、権力の中心には重要人物を配置しなければいけない

 世界平和は、「てこの原理」で十分。
ストレス耐性の高い人は、外圧では動かずに、つまり質量が大きい。

 公文学園は、岡澤を追いつめ過ぎた。
だから、世界の端っこの足踏みで、永田町が炎上して乱痴気騒ぎ。



 地球を片手で動かす、「てこの原理」(*)
その地球の上に、精密な統計社会を作っても、意味がないのだ

 経済学だって、統計の一分野に過ぎない。
自然科学はこんなにも多様化したのに、社会科学は統計を超えない。

 数学者は、紀元前300年という時代に、
統計社会をひっくり返す「てこの原理」を発見し、国王を驚かせたのに。



 思い出したので追記しておくと、
アルキメデスは、この「てこの原理」で球や円錐の体積を求めた

 世界を、数直線に載せる道具だ。
つまり、「てこの原理」は本来、社会科学の度数分布表に近いのだ。

 コナン=ドイル、「青いガーネット」。
全ての情報は、ギャンブルに持ち込めば値段がつく、「てこの原理」。

 これが、世界の端っこの足踏み。
度数分布表から外れた情報は、それだけの理由で高い値段が付くのだ。



 大陸を動かす「てこ」は大きすぎる。
だからコリオリの力が働いて、なかなか予想通りには動かないのだ

 だが、別に力が足りないのではなく、
純粋に「頭」が足りないから、「てこの原理」では地球は動かないのだ。

 法律が定めた暦は、天文学を超えない。
三体問題は数学的に結論が出ているが、銀行家は一日分の利息で必死だ。

 今の法律家は、視野が狭すぎるのだ。



 そして、個人的な意見なのだが、
脳下垂体ホルモンの問題に税金を投入する無駄遣いの日本政治

 税金は別に、万能薬ではない。
「社会科学の限界を確認するため」だけに税金を使うのは、止めよう。

 ヒトが、嫉妬心に性欲を感じるなら、
物理学的には三体問題であり、コリオリの力が働くのは当然の結論。

(*)・・・・・・数学者アルキメデス。0126LL.html(←リンク)





 ・恋愛資本主義


 確か、山田詠美さんは小説中で、
恋愛して妊娠して出産するなら、効率が良すぎてつまらないと言った。

 旧公文式幼児教育は、極論すると、
幼児性欲を誘導して、子を学習に向かわせただけに過ぎない側面もある。

 初期の公文国際学園の観察。
古代ギリシャの哲学者≒数学者(*1)は、少年を性愛の対象にしていた。

 つまり、人はストレス耐性が高いと、
通常の男女の恋愛では満足できないから、余計な方向に情熱が向かう。



 すると、最近の世論は嘘である。
婚活(*2)も草食男子も、秋葉系も腐女子も、単に時代のせいでない

 ただ、遺伝的宿命には違いない。
ストレス耐性の低いDNAは、人類種の中で性淘汰されて、絶滅する運命。

 変態が生き残るという妙な結論。
だが動物行動学的には、人類が公然とは性行為をしなくなった説明である。

 政治家も官僚も、誰も気付かない。
国民の税金は、本質とは全く無関係なところに投入されているということを。



 高校生の痴話喧嘩に過ぎなくても、
総理を辞任に追い込まねば満足できない変態性欲は、絶対に勝ち組

 変態も、ここまでくれば英雄だ。
フロイト先生の性欲の理論さえ、そこまでの変態性欲を予期しただろうか。

 「だめんず・うぉ〜か〜」の真実。
溢れんばかりの性欲を、どの方向に注ぎ込んでいるかが幸福と破滅の差。

 だが、あの漫画が成立する以上、
人間には性欲の強弱を判定するアンテナが備わっているとしか思えない。



 ところで、岡澤の家系なのだが、
父方も母方も、旗本家の岩手氏の子孫で清和天皇の血が流れている

 あまり、笑えない話なのである。
古来、御所の周辺で発達した配偶システムは、世界的にも優れたシステム。

 英国では、ヘンリー8世頃まで。
その後の大英帝国の発展は、英国人のDNAだったのかも知れないと思う。



(*1)・・・・・・【環】に倣って言うと、「アル×コノ」「コノ×アル」は数学史の二大学説。
(*2)・・・・・・公文教育研究会をスポンサーにしていれば、視聴率も上がったかも知れない。





 ・お受験の星


 全国の私立高校の約三分の一が、宗教法人を母体にしている。

 島田裕巳氏の、「日本の10大新宗教」からである。
まあ、約六割がクリスチャン系だと言えば、納得できるのじゃないだろうか。

 残る三割が仏教系、一割が神道系、新宗教系が若干という。
学校見学もせず偏差値だけで受験校を選ぶと、入学後に驚くことになるだろう。

 もっとも、全ての学校が中高一貫というわけではない。



 そう考えると、四谷大塚の中学入試偏差値一覧表などは、
宗教法人がもたらす現世利益の配当一覧表、という表現も可能である。

 株価の変動のごとく偏差値に一喜一憂する教育ママ。
現代日本人の宗教意識が、ここに集約されていると言っても過言でない。

 前近代の学校は、教会の日曜学校ではなかったか。
神奈川でも、私立学校と宗教法人はともに学事振興課の管轄である。

 なお、上で四谷大塚を出したのは、
岡澤と亜友が小学生時代に在籍していただけで、深い意味はない。



 公文教育研究会は、宗教法人ではない。
しかし、その発展の経緯は既存の宗教法人に酷似している。

 公文公氏は「公文式算数のひみつ」を書いたが、
時習学館という塾の経営者も、「推理式指導算術」を書いている。

 これは、創価学会二代目会長の、戸田城聖氏の話である。
初めて権威ある中学受験の模擬試験を実施、「受験の神様」と呼ばれた人。

 息子の偏差値に一喜一憂する教育ママ。
中学受験は正義だ(*)という考えの広まりも、創価学会の功績かも知れない。

 宗教より科学だと教える教育ママは、幸いである。
神の国と発言した文教族元総理が作ったこの国は、その人たちのものである。



 調子にのってさらに話を続けると、
日本における学閥というのは、宗教の宗派のようなものじゃないか

 コネというものを極論するならば、
異なる宗派の偉い人に会いたいという状況を考えれば、紹介は絶対必要。

 さらに、通貨は各宗派共通だが、
誰がやっても同じ仕事を頼むなら、同じ宗派の人に金を回したいのが人情。

 資本主義って、馬鹿馬鹿しいね。
自然科学で未解明な部分に、迷信を補って作り上げたのが社会科学だろう。



(*)・・・・・・受験勉強については以下のページのが面白い。 04todai.html(←リンク)





 ・ユダヤ民族の促成栽培


 宗教法人を母体とする私立中高一貫校。
岡澤の私見では、ユダヤ教徒の学校の偏差値が最も高い。

 ユダヤ人の識字率は驚異的に高い。
幼い頃から、伝承の記録「タルムード」を読んで育つからである。

 規律や議論といった内容も圧倒的。
1980年代の公文式学習が「可能だ」と言い切る公文の発想も分かる。

 1980年代の公文式学習というのは、
数学なら微分幾何、国語なら小林秀雄の評論といった難解な内容だ。



 ユダヤ民族が輩出した、歴史上の偉人を考える。
サリンを開発した高学歴の信者など、比較にならないだろう。

 幼い頃からの「タルムード(学習の意)」の成果。
それを公文教育研究会は、営利企業としてユダヤの風習を展開した。

 ユダヤ民族の優秀性は、生得的なものでない。
ナチスの優生主義政策により生じた誤解で、能力は学習の成果だ。

 公文公は、ユダヤ民族の学習に目を付けた。
公文式学習に「タルムード」を取り入れれば、天才は育つはず。



 日常習慣としての公文式学習法だった。
公文公氏が、新たな民族を作ろうとした意図は感じられる。

 だが、公文は負の側面を考えなかった。
ユダヤ民族の迫害の歴史は、決して優秀性への嫉妬だけではない。

 何かしらが公文式の犠牲になるはずだ。
そうは考えず公文は小学生に微分幾何を強要し、サーカスを興行。

 1980年代の公文教育研究会においては、
6歳までに方程式を習得、小学生のうちに微分積分の美徳だった。



 この異常な学習法が日本中を席巻した。
高学歴と高収入という現世利益のニーズだけでないと思う。

 公文式の発足は、戸田城聖氏の没年だ。
カリスマ性を引き継ぎ、目的が世界平和のための公文式に変化した。

 公文は、家庭学習の重要性を主張した。
普通の主婦でも、立派な教育者として家族に感謝されるという話だ。

 公文式が宗教化する可能性が、ここだ。
死後も、「母親」として「教育者」として息子に供養される可能性である。



 なお、岡澤も決して無宗教ではない。
Y子ちゃん=女神説が、ウェーバーの資本主義の精神に勝利した形

 キリスト教世界とイスラム教世界の対立。
Y子ちゃん=女神に帰依する者が、日本の資本主義社会に挑戦した形。







 ・中学入試偏差値市場


 公文国際学園入試の偏差値が急降下。
まるで、岡澤が仕手株を仕込んでいるかのような雰囲気である。

 買い叩き売り抜いて、大儲けの流れ。
中学入試偏差値市場は現金を動かさず、空中戦だけで操作できる。

 例えば、表側では優秀な校長を雇い、
評判を回復させ、事実上学園の経営を牛耳ることだって可能なはず。



 岡澤でも容易に思いつく、この発想だ。
既に、偏差値市場での商売が成立していても、不思議はない。

 「受験の神様」と呼ばれた戸田城聖氏。
当時の不正を疑うわけではないが、創価学会の影響力の強さである。

 公文教育研究会と創価学会の結びつき。
学会に嫌われたら、お受験産業での生き残りは難しいのではないか。



 世界的に見れば、良くある状況である。
だが、無宗教を標榜する日本人のどれ程が、この構図に気付くか。

自民党・・・・・・言わずと知れた靖国神社。
公明党・・・・・・言わずと知れた創価学会。
共産党・・・・・・ユダヤ教徒のマルクス氏の思想を受け継ぐ。

 典型的な多民族国家じゃないのか。
東京大学の学生自治会は、確かに最も偏差値の高い人たちが支配的。



 現世利益追及の教育観と結婚観。
出会い系サイトでも、次期衆院選の投票先を公開すべきかも知れない

 現在、国政にアイヌ政党は聞かない。
でも、それにしたって、日本を単一民族国家と言うのは暴論に違いない。









 ・岡澤が見たシナリオ


 正確なデータを持たない憶測だが、
過度な幼児教育で燃え尽きた公文式優秀児は、社会性が低い。

 公文国際学園の友人たちを考える。
引きこもりやニート、派遣労働者にフリーターの割合が異常に高い。

 学歴も知能も、非常に高いはずだ。
それでも過去の栄光にすがり、ウェブ掲示板で生きてゆくのである。

 岡澤も、他人を笑えた義理でない。
世間から迫害される様は、確かに養殖されたユダヤ民族だと言える。



 所属する職場を持たない彼らは、
所属する国家を持たないユダヤ民族と同じ運命を歩んでいる。

 ユダヤ民族が政治的に利用された過去。
ニートやネットカフェ難民も、ネット世論の形成に大いに貢献した。

 インターネットで自殺者が集う現代日本だ。
「ネットカフェで死ぬよりも、戦争で死にたい」愛国心なら要らない。

 増えすぎた、ニートという生活習慣病患者。
勤労意欲はなくても、戦争意欲は高い彼らに戦争は最高の公共事業。



 ユダヤ人の武装蜂起が、ナチの虐殺を早めた。
同様に、戦争開始に熱狂した彼らが街で大騒ぎした可能性は高い。

 警察や公安当局の取り締まりが、強化される。
逮捕され勘当され、彼らへの市民の反感も高まってネットの外で孤立。

 そこに新型インフルエンザ大流行の可能性だ。
戦争という有事事態で彼らの面倒を見る余裕もなく、彼らも望まない。

 年金記録が、大量に記録漏れする時代である。
住所を持たない彼らの死亡記録だって、大量に記録漏れする訳だろう。





 もちろん、政府が開発したウィルスではない。
政治家にその度胸があるなら、日本は赤字国債に困ったりしない。

 不摂生な生活を続けているネットカフェ難民。
軽症という報道に安心して、病院費をケチっていたら突然死する展開。

 メキシコと日本と、黄色人種狙い撃ちである。
アルデヒド分解酵素を持たず、シックハウス症候群延長の呼吸困難死。



 米国の気温がアセトアルデヒド沸点を超える。
シロアリが生産したエタノールが酸化され、空気中に拡散する季節(*1)

 インフルエンザ自体は、たとえ弱毒性であれ、
肺炎と喘息系の呼吸器疾患を併発したら、手遅れになりかねないはず。

 ネットカフェ難民を死に追い込むウィルスだ。
ストレス耐性の低い人には、重症化の方向でマイナスプラシーボ効果(*2)

 人間活動に対する自然のフィードバック現象。
黄色人種流行と言っていたら、インドネシアで死者が100人を超えたという。



 別のページにさんざん書いたことなのだが、
ストレス耐性の低下する遺伝子は、人類史的に見て絶滅すると思う

 言わば、クロマニョン人とネアンデルタール人。
この結論に気付いた政府は、ネアンデルタール人の介護に困っている。

 基本的人権を尊重しつつ、絶滅を待っている。
「赤字国債と旧い遺伝子」は、双子の赤字扱いをされているはずである。

 国連でさえが、ジェノサイドには甘い態度だ。
この事実を主張し、なおかつ選挙に勝つ勇気のある政治家は多分いない。

 または、事務官出身の政治家は、知らない。
また、この理屈に思い至った人は、政治家になりたいなんて考えもしない。



(*1)・・・・・・「南極の空高く、オゾンホール穴あく初夏の候」と書いたのは、誰だっけ?
(*2)・・・・・・「アルデヒドが、5月病の原因物質だ」とまでは言っていません。





 ・X氏≒安藤^一博士説


 安藤^一博士が、公文式数学教材の後半を作った。
博士は、名古屋大学理学部物理学科卒の工学博士で公文式教育主幹。

 この安藤博士の関与は疑わしい。
数学教材の後半を作成し、「小学生に解けるはずがない」と言った人だ。

 数学教材の力学や電磁気学を作った博士。
実はU教材とV教材は手書きなのだが、安藤博士の筆跡じゃないかと思う。

 くもん出版の「続・数学ガイドブック」を持っている。
平成2年の安藤博士の著書、巻末に公文式数学の一覧表が付いている。



 なぜ、安藤博士が数学教材を作ったか。
安藤博士は、印刷会社の仕事として数学教材を作っただけだと思う。

 安藤博士と同名の社長がいる。
印刷会社の会社案内を見ていると、公文式プリントを連想 (*1)させる。

 医療関連印刷物という項目もある。
安藤博士は1973年、医療分析機械の研究・開発のために米国留学 (*2)している。

 これは岡澤の憶測に過ぎないが、
公文公会長は、印刷会社の社長を教育主幹に抜擢したのじゃないか。

 安藤博士の家業=印刷会社説である。
ときに印刷会社としておくが、印刷会社でなくとも大きな問題はない。



 印刷会社の社長にしておくには勿体ない。
京都大学で非常勤講師まで務めた安藤博士 (*2)を見つけた公文公だった。

 公文公会長が、愛していた言葉がある。
全教室に「千里の馬は常にあれども、伯楽常にはあらず」と書いたほど。

 公文会長が、安藤博士を見出した。
印刷会社の社長を教育主幹に迎えたら、日本の教育界に革命が起きた。

 しかし、安藤博士は理解できない。
印刷を頼まれ好き勝手に書いた数学教材が、聖典にされてしまったのだ。



 教材を研究した安藤博士は理解した。
依頼されて渋々書いた原稿が、マルチ商法に使用されて大ヒットしたのだ。

 安藤博士は青ざめるしかなかった。
公文公会長は成功に熱狂しており、印刷会社としては工場を止められない。

 安藤博士たちは、おそらく予想していた。
自分たちが作った教材を強要された小学生たちは、正常に発達しないだろうと。



(*1)・・・・・・一枚一枚に、「森林資源保護のために、再生紙を使用しています」の文句。
(*2)・・・・・・安藤^一氏=物理学者に関する事実。






 ・X氏≒安藤^一博士説ー追記


 ただ、X氏≠安藤^一博士である。
1992年度末に公文を退職した幹部=たぶん教育副主幹=悪徳フィクサー、だろう。

 1992年の進度上位者懇談会の場で、退職が公表された。
公文公先生の話によると「謙虚で控えめな人」らしく、懇談会の出席は覚えていない。

 単に表に出たくなかっただけだろうが、
それでその代わりに、安藤博士の書いた参考書が懇談会の場で紹介されたのである。

 1992年の進度上位者懇談会である。
安藤博士の参考書を岡澤が持っているのは、岡澤がその場にいた証拠である。



 岡澤自身慌てていたのだが、
安藤博士の年齢は、X氏の年齢(*3)と一回り違っている。

 最初は、X氏=安藤博士と睨んでいた。
ただ、安藤博士も公文の教育主幹だった以上、真実を告発すべき義務があった。

 安藤博士たちは、マルチ商法の可能性を疑いつつ、
成功に熱狂する公文会長を放置し、社会に損害を与える規模に至ったわけだ。

 公文と安藤博士たちは、和解したように見える。
公文教育研究会も安藤博士も、本業に勤しんでいるようだから。



 実は、公文国際学園から連絡が入った。
公文国際学園からのコメントは、「安藤博士は故人だ」というもの唯一つ。

 Googleで検索すると、何人か出てくる。
安藤博士は名古屋出身なのだが、現在出てくる安藤^一氏は、全員名古屋である。

 その最新情報が2009年の1月である。
X氏を大規模な汚職事件の関係者とする以上、公文学園の情報は当てにならない。

 どうして安藤博士が故人になったか。
岡澤は、新聞社の取材に対する公文教育研究会の回答との整合性と考えている。

 新聞社に対し「安藤^一は故人だ」と説明した以上、
岡澤に対しても同じ連絡をしておかないと、後々面倒なことになるからだろう。

 当然だが、新聞社への提供元も岡澤という出来レースである。



 連絡は来たが、他にはコメントしなかった。
安藤博士に対する岡澤の推測に対し、公文国際学園は黙認の姿勢らしい。

 連絡は、記憶障害の岡澤・父に入った。
記憶障害を承知で、岡澤・父に連絡とは、公文国際学園のやる気のなさを感じる。

 他にも、公文学園からのコメントはあった。
今年も亜友の誕生日に花束を贈ったらしいと、公文は亜友に聞いたようである。

 それは、7年前の卒業生の親に連絡する程のことなのか?





 さて、4ヶ月ぶりに何を更新するかというと、
2010年11月、岡澤は意図せず身を張って、東大医学部と創価学会の関係を調べた

 すると、菅首相の薬害エイズ問題での活躍。
「自公連立政権の基盤を作ろうとした公明党関係者に、内部告発を通じて利用された?」

 ありそうな話。
「だから菅首相は、公文の問題に手を出せないのか」とも


 =X氏だとすると、
菅首相の問題と小沢元代表の問題は、もとを辿れば同じ?



(*3)・・・・・・産経新聞社の報じたニュースより。






 ・公文国際学園の教育不足


 公文式は、皮肉な過ちを犯した。
公文教育研究会は、子どもたちの教育を怠ったのである。

 公文は、保護者に公文式の素晴らしさを教えた。
しかし生徒には、プリント学習をさせただけで洗脳はしなかった。

 公文教育研究会は信じていたのである。
子どもたちが、自発的に公文式学習の素晴らしさに気付くことを。

 中には、両親に洗脳された子どももいるだろう。
だが全生徒が自発的に感動するほど、公文式は優れていなかった。

 これでは、二代目信者が育たないのである。



 公文国際学園の寮設備を見れば分かる。
二代目信者のための出家施設と言えば、よりはっきりする。

 そして、公文公氏の夢破れた。
今の公文国際学園の母体は、崩壊後の宗教法人と言った方がいい。

 まあしかし、公文公氏は教育者である。
公文教育研究会の宗教法人化までは、実現させなかったのだから。

 しかし、最近になって公文毅記念講堂も完成した。
公文国際学園も、一種の新宗教の方向に動き出しているのかもしれない。

 学園の図書館に、「宙返り」があったのを思い出す。



 そんなことを言われても、在校生は困るはず。
君たちのご両親の、お受験熱の代償がこういう結果になっただけだ。

 偏差値に踊らされた人たちが悪い。
東京大学卒の人間がそう言っているのだから、諦めなさい。

 ぼくにとっての公文式学習の経験は、
公文教育研究会を非難する材料を与えてくれた、貴重な体験である。

 もう一つ、公文公先生のおかげで、
自分の母親が統合失調症であることがはっきり理解できた。



 公文教育研究会も、単なるマルチ商法なら良かった。
副作用として、ニートや幼児虐待の隠れ蓑にされてしまったのである。

 おそらく、自然の状態で一定割合で存在する現象である。
公文教育研究会の教育では、ニートや幼児虐待には本質的な変化は出ない。

 だが公文教育研究会はニートを研究生、幼児虐待を幼児教育と呼んだ。
三十路のニートでも、公文式学習を続けるだけで研究生になれるのである。

 もっとも、単なる教材としては中の上くらいだと思う。
ただ、統合失調症のぼくの母に、教室の指導者をさせたのはどうかと思う。



 公文式で、無職は減るわけだ。
だが問題はニートではなく、ニートの公共心の低さではないのか。

 その点で安藤博士は、社会に貢献もした。
公文国際学園の元優秀児が、空き缶回収に熱中したのは博士のおかげだろう。

 公文式で消費した数万枚のプリント教材。
その全てに「森林資源保護」が明記、サブリミナル効果的なものもあるだろう。

 岡澤と達弥の、宗教的儀式化した空き缶回収。
二代目信者を教育しなかった公文は、意図せず彼らを環境保護論者に洗脳した。



 ここまで来て、ようやく話が繋がった。
宗教縦断型のお受験ブームは、確かに新興宗教の悪循環に陥っている。

 プリント学習による心理学効果が観測された。
量的な勉強により強迫観念が形成され、さらに量的勉強法に洗脳される悪循環。

 公文教育研究会が、この悪循環を作った。
文部科学省は、日本人の心からこの悪循環を取り除く必要がある。

 そこで靖国神社と愛国心が登場する。
ニート化した公文式優秀児たちをネット右翼に育てあげれば、日本は変わるはず。

 新興宗教に注意と、親も大学も学生に警告する。
ところが世間の教育ママこそが、既に新興宗教の悪循環の渦の中から抜け出せない。

 公文式学習法は、確かに新興宗教である。
全ての教材に「公文公は神である」と印刷すれば、洗脳は完璧だっただろう。







 ・岡澤と公文国際学園


 1996年の公文国際学園の合格発表のこと。
岡澤・父は入学手続中に別室に通され、石曾根校長に迎えられた。

 入学当初から超VIP待遇だったのである。
学園幹部から、最初から他の生徒とは一線を画して扱われていた。

 ひとつは、身体障害者だったことである。
石曾根校長のご子息も足が悪く、単純にひいきされていた。

 もうひとつ、最終教材修了試験合格者である。
1993年当時の数学V教材の修了試験の、奇跡的な合格者だった。

 他の優秀児は、L教材抜き打ち試験も耐えられなかったのに。



 公文国際学園で、1期生が卒業した1999年。
公文国際教団は、公文の原点である数学教育を巡り激しく対立する。

 確かに、1期生には公文公原理主義の色もあった。
公文国際学園には数学部が存在し、公文公の原点は確かに数学教育だった。

 例えば、公文式数学教材を修行と呼んだ。
数学部の色を青に決めていたが、それは公文式数学教材の色だ。

 数学オリンピック予選合格者が比較的多い。
それは、初期の学園の公文公原理主義的な色彩の強さと関係する。

 公文国際学園が改革を進める中で、
進路指導の担当教師には、1期生の公文公原理主義者は邪魔になった。



 岡澤は、1期生の公文公原理主義者から可愛がられていた。
最終教材修了試験の奇跡的な合格者が、彼らに歓迎されるのは当然である。

 ところが、1期生が去り岡澤だけが残された。
公文公原理主義者の岡澤が、宗教的な迫害を受けるための条件が整った。

 岡澤自身も、その流れを敏捷に感じ取り、
高校一年で数学部でも第一線を退き、後輩を教育する側に回っていた。

 様々な危険を、肌で感じていた。
公文国際教団から逃げ出さなければ、自分が標的にされる可能性があった。



 追いつめられた岡澤は、とっさに閃く。
公文国際教団からの脱退でなく、公文国際教団の壊滅に照準を定めた。

 しかし、失敗したら刑務所どころの話ではない。
教団に生殺しにされるくらいならと、2007年1月、web告発に踏み切る。

 最終的には白バラのハンス=ショル並みに、
ゲシュタポに殺されそうなビラを、国会中にバラ撒く結果になってしまった。

 しかし、そう考えると歴史は繰り返すものである。
元をたどれば、米国が開発した軍事情報ネットワーク(*) の、ビラ配りへの転用だ。



 岡澤の計画は成功したらしく、
web告発から6週間後には、国会は「政治とカネ」で炎上していた。

 9年をかけた強制収容所脱出劇の、壮絶な最終章。
X氏の口車に乗った政治家は、岡澤の追及に反論もできないだろう。

 X氏は、1993年に自民党に手を貸し、力を得た。
逆に追いつめた岡澤は、2007年から某野党に手を貸し、発言力を得た様子。

 2大政党制という国民にも良く分かるシステムは、
裏側を見た人間にとっては、最も操りやすい単純な政治構造なのである。



 通常、この事態は国民の目に触れない。
極秘情報というものは、政治家に内緒で手渡すから金になるわけである。

 だから普通は、web上で公開捜査なんかしない。
予算を調達する余裕がなかったから、公開捜査以外には方法がなかった。

 自衛手段を講じる予算がなかったから、
身辺の警護のためには、公開捜査で命綱をはっておく必要があっただけだ。

 ドレフュス事件とハンス=ショル。
全体的なシオニズムの香りは、高校世界史ではなく高校倫理の影響が強い。

 神戸市東灘区出身のNさんの親切。
彼女の筆名であるSion.S.類似の思想運動が、記憶に残ったのだと思う。




(*)・・・・・・通称「インターネット」




 ・数学とホロコースト


 ぼくが、数学とユダヤを結びつけるのは、
中学1年の時にピーター・フランクル氏の本を読んでからだと思う

 この数学者は、ユダヤ系ハンガリー人で、
数学オリンピックにハンガリー代表で参加して、金メダルを獲得している。

 ピーターさんの父親は強制収容所帰りで、
戦争終結ではなく、純粋に知能によって、銃殺を免れたのだと読んだ。



 銃殺が執行されるその日、長い列の横で、
チェスをして、相手の弱さに辟易しているナチスの兵隊を発見した

 そこで、負けている方の兵士にアドバイス。
「お前はチェスが出来るのか?」と、チェスの相手が交代されたらしい。

 勝っても負けても命が危ないチェスの試合。
そのナチスの将校相手に、3回連続引き分けたら、逃がしてくれたという。



 数学者の知能は、ホロコーストに勝つのだ。
岡澤をガス殺しようとした公文国際学園が、逆に崩壊しても不思議ない

 その教師には、生徒を見る目がなかった。







 ・郵政選挙の舞台裏


 以前、さる政治家にお会いしたとき、
郵政選挙は財務族の小泉さんの横暴だ、と怒っていらしゃった。

 要するに、郵政が民営化されると、
貯金や保険の分野では相対的に、銀行や保険会社が儲かるという理屈。

 郵政民営化で、儲けるのは誰か。
選挙運動の見返りが、銀行株の値上がりとして反映するのじゃないか。

 政治ゴロが喜びそうな話である。
政治ゴロの祭典に、財務族の小泉さんが祭り上げられた可能性である。



 誰の、どこまでのシナリオなのか。
最初から憲法改正を目的としたシナリオが存在したと、考えている。

 亀井静香氏の元秘書というX氏。
亀井氏の民営化反対は、薄気味悪さに責任を感じた結果かもしれない。

 「かんぽの宿」の売却の問題化。
鳩山邦夫氏は、再び同じ連中に利益が流れ込む構図を警告した感じ。

 政治家は、無責任ではない様子。
鳩山邦夫氏の元秘書が公文国際学園を地盤とする以上、因果な話だ。



 政治ゴロを総動員して公文延命。
このX氏の情熱が、再軍備論者に利用された展開のように思う。

 公文の不祥事を揉み消すだけなら、
自民党は憲法改正に必要なだけの議席を、獲得する必要はなかった。

 ネット世論を黙認したのは官僚だ。
再軍備論者との衝突による、X氏暗殺を狙った可能性も考えられる。

 次に安倍元首相が担ぎ上げられる。
公明党の集票力を利用していたのは、背後の政治ゴロだった可能性。



 先に、銀行株の値上がりと書いた。
これは岡澤のオリジナルでなく、福本伸行氏の漫画の一節である。

 コンビニでも流通した漫画である。
銀行株の値上がりに真実味を持たせるため、X氏が紹介した可能性。

 資金が要るわりに、儲けは少ない。
だが、世界中からマネーロンダリング目当ての裏金を引っ張れるはず。



 世の中が悪すぎてついて行けない。
たとえ政治が天職と言われようと、好い加減に辞めたいところ。









 ・官僚と公文式国語教材


 2005年の東大模試を、冗談で受験した。
数学科3年の岡澤は、40点満点の現代文で27点の成績を獲得した

 偏差値80クラスの高得点率だと思う。
センター試験国語で200点を取った女の子とお喋りしていたら成績が伸びた。

 現代文と現代数学の頂点を見てきた。
だから、公文式国語教材に対する批評が的外れだとは思わないで欲しい。

 あれは、法律の勉強法としては正しい。
霞ヶ関の官僚たちは、公文式国語教材の要領で書類を作成しているようだ。



 確かに東大法学部生はプライドが高い。
日本の最高学府を卒業した彼らは、国内では無敵だと思っている

 だから、官僚になって外国と勝負する。
それが自分のためでもあり、国民のためでもあると信じて仕事をしている。

 公文式国語教材の精神と何が違うのか。
L教材の漢文→N教材の評論→最終教材P教材修了者が事務次官である。

 確かに、彼らより優秀な人間は少ない。
幼い頃より塾通いをして、世のため人のため働けと教えられてきている。



 官僚についても、様々に考えたけれども、
昌平坂学問所以来の、「長幼の序」の思想が霞ヶ関を蝕んでいる

 老境とは、老人のための神話に過ぎない。
人間の知能指数は、25歳あたりを境に、低下してゆくのが医学的事実。

 年をとって、見通しが良くなるのは、
若い頃の記憶や情熱が薄れて、細かい矛盾や問題点が見えなくなるから。

 だから、現在の財政赤字というのは、
「滅びゆく人たちの、神話を語り継ぐため」という原因に、一元化できる。



 これは、権力は腐敗する一般的原理。
現代日本だけの問題であるはずがなく、長い歴史があるのだろう

 だから、そのために三権分立が成立。
政権交代の度に、多大な血と汗を流さねばならない時代は過去のものだ。

 それで、正しい答えが得られるかというと、
正しい結論を得た官僚は説明を間違え、理を追求した政治家は結論を間違う。

 「光速度不変の原理」というのがあるが、
電磁気学が完成した20世紀初頭の物理学界は、似たような状況でありました。



 年をとって、利権を手放さない。
その最たる典型が、娘を手放さないピコ株式会社の社長だと思う

 そりゃ、もう話には聞いています。
娘は15歳の高校1年の頃まで、お父さんと一緒にお風呂に入っていたと。

 居酒屋タクシーより、悪質だと・・・・・・









 ・外務省的圧力?


 岡澤の名前は、表に出てこない。
しかし、一度表に出たら、このweb告発を真似する人が続出すると思う

 すると、資本主義は大混乱だろう。
「頼むから奴の名前は出さないでくれ!」という、外国政府の圧力も強そう。

 ああ、だから解散が遠のいた。
2008.10月選挙で、岡澤が立候補したりすると大変な騒ぎになるはずだ

 大型モンスター・クレーマー。
自己愛の強い方々が、「これなら俺にも出来そうだ」と真似すると危ないから。



 実を言うと、馬鹿馬鹿しい話だが、
ノーベル平和賞2009の発表当日には、何だかやたらと緊張していたのだ

 「オバマ大統領なら」と、納得するも、
政治的圧力がかけられたとか、委員長が独断で押し通したとか、言われている。

 だが、親オバマ派の圧力というよりも、
「頼むから奴の名前は出さないでくれ!」圧力と考えれば、自然な人選である。

 だって、オバマ大統領の立場で考えると、
実績のでないうちの、「褒め殺し」的な受賞では、かえって失礼じゃないのか?



 そう考えて、勝手に納得しているが、
「政治的圧力による取り損ねの方が、サルトルの受賞辞退より格好いい?」

 という理由で、むしろ満足している。
妄想家も、美学的センスの問題で、ここまでくれば世間に通用すると思っている。







 ・7次元空間からの眺望


 で、2年半、日本の政治家を観察した岡澤だが、
日本に限ったこととも思わないが、政治家は育ちが良すぎると思う

 育ちの悪い人間は、恩人にも平気で牙をむく。
両親に恩を感じていなかったり、絶望した人を見慣れているからだろう。

 だが、この発想は儒教の教えには反している。
うっかり書いたが、闇斎が孔孟をも討てと言ったのは、この意味でない。



 岡澤も、綿貫先生には弓を引いたことになる。
在学中から既に、「恩を仇で返している」という自覚はあったのである

 「青は藍より出でて藍より青し」を言い訳に、
ある意味では岡澤は、徹底した能力主義で、決して特別扱いをしない

 だが、昌平坂学問所に始まる東大も、儒教。
緒方師を批判した北里柴三郎博士を、医学部から追い出した歴史もある。

 裏社会でも、特にこの関係に重きを置いた。
岡澤も、師を2〔検閲削除〕扱いした罪で、褒め殺しを受けるかもしれない。



 経済学でいう需要と供給の問題。
世の中の裏を読み解く知能は、法学部や経済学部への進学を望まない

 数学者は、IQ160も珍しくない。
アルキメデスは数学の研究に忙しいから、政治や経済に興味はないのだ。

 数学者ヒルベルトに至っては、
「物理学は物理学者には難しすぎる」という、至高の名言を残している。



 別に、社会変革を説くつもりはない。
出世を望む新社会人には、「王様は裸だ」と言う勇気がない(*)だけ。

 なお、数学者には早逝が多いのだが、
「神が隠した秘密を読み解こうとして怒りに触れた」という定説である。

 岡澤は、神より裏社会の怒りが怖い。



(*)・・・・・・勇気とは別の問題で、「社長には隠し子がいる」とまで言う必要はない。












 ・最後に


・・・・・・上田市長の越権行為?

 政界の巨悪を見慣れたせいか、
ものすごく平和なエピソードに思えるのだが、市役所は大騒ぎなんだろうな







・・・・・・久米田康治先生のお言葉



小川三四郎探偵事務所
代表取締役社長 岡澤代祐
sanshiro@sastik.com